3-A11 TouchFence: 接触箇所の検出が可能な電気柵
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3-A11 TouchFence: 接触箇所の検出が可能な電気柵
横野 脩也(株式会社NTTドコモ),山田 渉(株式会社NTTドコモ),落合 桂一(株式会社NTTドコモ)
農業において獣害は深刻であり,農地への野生動物の侵入を防ぐために電気柵を設置するのが一般的である.電気柵は農地を守るための優れたソリューションであるが,草や動物との接触によるショートや断線により,正常に機能しないことがある.本論文では,電気柵の電源から草や動物の接触箇所までの 2 つの経路の電気抵抗を比較することで接触位置を検知する電気柵の接触箇所の検出技術を提案する.評価実験から,長さ 200 m の電気柵への接触を 0.65 m 以下の誤差で検出できることを確認し,提案手法の有効性を示した